IT教育推進の影で懸念されること

いつの時代もその時代の情勢にあったと思われる勉強がカリキュラムに取り入れられるようになるのは当然のことです。時代の流れに逆らうことはできません。極端に言えば、今の世の中パソコンが使えるか使えないかでは、何をするにしろ断然使用できたほうがアドバンテージになるのです。もし使えない人がいて求職中ならそれだけで間口を狭めてしまいます。ただしなぜ、小学生や中学生といった小さい時からITの勉強をしないといけないのだろうかと思うことも多々あります。今やどの学校にも、パソコン室というのはあります。しかし、小学生でITの勉強をしなくても、この先いつでもITの勉強をする機会はあるのです。小学生には小学生でしかできないことに時間をかけるべきなのです。例えば、勉強で言うなら国語力を高めるために本を読むことです。忙しい大人になってからは時間を割いてなかなかできるものではありません。本を読む力は想像力が求められるのでひとことで言えば人間らしさを育むことになります。そして人間らしさなんてものは長い年月をかけてつくられていくものです。小さい時からその修練を積んでいないと大人になってからでは遅いのです。ITは得意でも、どこか人間らしさがない人がが増えることは恐ろしいことです。